6名の旧中込部品スタッフは、パワフル、クレバー、マルチ、繋ぐ精神溢れる多彩な人材ばかりです。
戦後自動車産業は、CASEの時代に急転換しています。
国土交通省が、先進安全自動車:ASV計画を策定したのが1991年でした。それから30年が経過し、その先進安全自動車の基幹技術がADAS:運転支援システムとして具現化されて来ました。
カメラ、レーダー、ライダー、センサー、GPS、ECU等の電子制御装置によって安全運転を担保しようとするもので、国交省は、そのADASの普及を確実なものとするために、電子制御装置整備を新たな整備項目として追加し特定整備制度をスタートさせました。
カメラ、レーダー、ライダー、センサー、ECU等電子制御装置が不具合を起こし、誤作動を起こしたら重大な事故が発生します。そのための整備が、電子制御装置整備であり、その作業がエーミング(校正・調整)になります。
今後さらに、レベル3以上の自動運転車が、続々と発売されて来ると、より高度な電子制御装置整備が求められ、整備事業者にとって、難度の高い技術とコスト負担が大きくのしかかって来ます。メカニックが足りない深刻な事情を抱える中で、新たに電子制御装置整備に取り組むことは、かなりの重荷です。ここに新しい市場が生まれます。ADAS/AD(自動運転)は、これからのモビリティ産業の第1の基軸プラットフォームになると思います。
加えて、脱炭素、脱化石燃料、カーボンゼロへの転換に伴って、EV、FCV、水素自動車が確実に増えます。EV、HV、FCVマーケットが、モビリティ産業の第2の基軸プラットフォームとして生まれます。
弊社は、およそ20年前、エンジンが無くなっても需要が無くならないタイヤ・アルミホイール、バッテリー、ブレーキ、足回り部品のマーケットを果敢に開拓し、タイヤに次ぐ市場規模を持つエンジンオイルにも多くのエネルギーを注いで来ました。
CASE、ADAS、EVの時代は、
①ADAS/ADによる電子制御装置整備
②EV、HV、FCV周辺整備及び全固体電池に関わる市場
が新しいマーケットとして急拡大します。
しかもその市場は半永久的に存続するマーケットです。
ここに、次世代の「飯の種」があることは、誰の目にも明らかです。既に熾烈なバトルが始まっていますが、ADAS×EVテクニカルベース事業は、明日の上高地自動車の基幹ミッションになります。
オール上高地で取り組みます。ご理解とご協力をお願いします。
毎日がワンダー!毎日がブレイクスルー!アモーレ